マジレンジャー達は呪文の呪いに苦しむ翼をヒカルに託し、人々の魂を救う為4人で 冥獣人ベルビレジに戦いを挑んだ。戦いは互角だったが、ベルビレジに幻覚を見せられた マジピンクとマジブルーがマジレッドとマジグリーンを倒した事によって、一気に不利に なってしまった。マジレッドとマジグリーンは、魂を抜き取られ冥獣スパイダーに奪われてしまった。 「フッ、オマエ等の魂も抜き取ってやろうか?それとも、さっきみたいに悪夢で仲間同士で 殺し合いをさせてやろうか?」 ベルビレジが勝ち誇ったように言った。どちらにしても、マジピンク達はかなり不利な状況に 追い込まれていた。 隙を見せれば、魂を奪われるか、また幻覚で同士討ちさせられてしまう。あの幻覚は現実と 見分けがつかない程強力で、今度また見せられたら、きっと攻撃してしまうだろう。マジピンクは 頭をフル回転させた。どうすれば・・・・ 「芳香ちゃん、逃げて!マージ・マジュナ!」 マジピンクはマジブルーの声で我に返った。それは瞬間移動の呪文だった。一体、何故・・・・・ 「芳香ちゃんは超感覚魔法でベルビレジが見えるけど、私には出来ない。今度はきっと芳香ちゃんを 傷つけてしまうから・・・。ヒカル先生達と一緒にベルビレジを倒して!私、信じてるから・・・・」 気が付くと、マジピンクはビル街から離れた公園の林の中に倒れていた。 ・ マジピンクを逃がし、ベルビレジとスパイダーに挑んだマジブルーだったが、集中攻撃を受け力尽き、 捕えられてしまった。気を失い、スパイダーの作ったクモの巣に手足を固定され磔にされていた。 「おい、いつまで寝てんだ・・・起きろ!フンッ!!」 ベルビレジは剣を取り出すと、マスクを斬った。縦に真っ二つにマスクだけが割れ、整った顔立ちの素顔が現れた。 「・・・・う、うっ・・・あぁぁ・・・・うっ!な、なに!これは!くうっ!外れない!放しなさい!」 意識を取り戻したマジブルーは、クモの巣から離れようと必死でもがいたがクモの糸は頑丈でビクともしなかった。 もがくマジブルーに向って、冷たくベルビレジは言い放った。 「キサマは、エサだ。桃色のヤツをおびき出す為のな。このオレを本気で怒らせたんだ!殺されていた方が 良かったと後悔するほどの生き地獄を味遭わせてやる!まずはキサマからだ!!」 そういうと、マジブルーの頭を掴み首筋にキスをした。 「キャア!!何するの?!このヘンタイ!」 「フン。精々その調子でがんばって貰おうか。いつまで続くか、見ものだな。フッフッフッ・・・・・」 ベルビレジが指を鳴らした。すると辺り一面の物陰から一斉に、黒い影が蠢きながら磔のマジブルーの足元へ 集まって来た。 (な、何、これ?・・・虫?!・・こ、これが全部・・・一体、何をするつもりなの?・・・・・・・) ベルビレジの、やれ、の声と同時に凄まじい量の甲虫やムカデ、アリなどが一斉にマジブルーの脚に襲い掛かった! 「イヤァァァァ!気持ち悪いぃぃ!取ってぇぇぇ・・・!ギャァァァァァ!痛いィィィィィ!やめてぇぇぇぇ! ウギャァァァァァ!」 マジブルーの足元にたかり始めた虫たちは強靭なアゴでブーツを食い破り、中に這入り込んで肉を喰い始めたのだ。 アッ、という間に穴だらけになり、鮮やかなブルーだったブーツは血で真っ赤に染まってゆき、遂には足首がゴトッ、と 喰いちぎられた。地面に落ちた足首も喰い尽くされ、骨だけになって行った。 「ひぎぃぃぃぃやぁぁぁぁぁぁ!痛いぃぃぃ!痛いよぉぉぉぉ!やめてぇぇぇぇ!うぎゃぁぁぁぁぁ!」 マジブルーのヒザは内部から食い荒らされ、内側から多くの虫がスーツを食い破って現れていた。 すでにスネから下は骨だけになっていた。ボトボトと肉の塊や大量の血液が地面に落ちて行ったが、すべて 虫達に喰い尽くされて何も残ってはいなかった。 「ヤベテェェェェ!ダズゲデェェェェ!ぐげェェェェェ!タベダイデェェェェ!ぐげぇぇぇぇ!んぐぅぇぇぇぇ!!」 女性の大事なトコロを喰いちぎられ、マジブルーは血の泡を撒き散らして身体を痙攣させていた。ブルーが基本だった スーツは、血で真っ赤に染まり、子宮、腸、胃などを順に喰われ、自信のあった胸も既に喰い尽くされ、無惨な姿を 晒していた。 泡で汚れた麗の口の中から真っ赤に染まったムカデが姿を現した。そのまま勢い余って、ボトリと地面に落ちた。 人気の無いビル街に、マジブルーの凄まじい悲鳴が響き渡っていった。 ・ 「おい!桃色の魔法使い!早くしないとオマエの妹、発狂しちまうぞ!オレの悪夢で身体を喰われている幻覚を 見ているからなぁ!身体はキズ一つ無くても、心は耐えられずに廃人、って事になるかもなぁ。」 ベルビレジは周りに聞こえる様に大声で言った。マジブルーはまだ悲鳴を上げていた。生きたまま虫に喰われてゆく 幻覚を見せられ、偽りの激痛に口から泡を吹きながら半狂乱なって暴れたが、クモの糸の拘束は外れずに未だに 調子の外れた悲鳴を上げていた。 「くっ!ベルビレジ!麗ちゃんを放しなさい!」 「やっと、お出ましか。手間掛けさせんじゃねぇよ!お陰でオマエの妹、廃人寸前じゃねーか。なあ。」 ベルビレジが振り返って言うと、スパイダーがマジブルーの失禁で濡れた股間を細い腕で突付いていた。遂に気を失い、 マジブルーはピクリとも動かなくなった。 「よくも麗ちゃんを!ジー・ジー・ジジル!マジパンチ!ハーッ!」 マジピンクは必死にマジパンチをベルビレジに打ち出すが、全て見切られ寸前で避けられていた。 「なんだ、そんなもんか!パンチってのは、こうするんだよ!フッ!!」 ベルビレジのパンチがマジピンクの腹部に決まり、マジピンクは5メートル程吹きとばされ、壁にメリ込んだ。 そのまま顔面にもう一発決まり、壁にメリ込んだまま、マスクが砕け散った。マスクの破片を撒き散らしながら 芳香は倒れ込み、胃の内容物を吐いてしまった。酷いダメージだった。ようやく立ち上がったマジピンクに、 ベルビレジが首筋にキスをした。先程、マジブルーにした様に・・・・・・ 「よし。やれ!スパイダー!そいつをバラバラにしてしまえ!」 スパイダーはマジピンクに向って、何本もの糸を一気に放ち、手足の自由を奪い丁度X字型に宙吊りにしてしまった。 「くっ!!放しなさい!うあっぁぁぁぁ!やめてぇ!くぅぅぅぅぅ!う、うあぁぁぁぁぁ!痛ぁいぃぃぃぃぃ!」 マジピンクの両脚が左右にみるみる開いてゆく。グキグキと異様な音を立て美しく伸びた芳香の脚が 左右に引き裂かれてゆく。 「いぎゃぁぁぁぁぁ!あ、あじがぁぁぁぁぁ、ぢぎれるぅぅぅぅぅ!ぎゃぁぁぁぁぁぁぁ!!」 メキャメキャメキャ!と音を立て両脚が股間からもぎ取られ、下腹部を真っ二つにされたマジピンクは血を 噴き出しながら吊るされ、身体を痙攣させて悲鳴を上げていた。裂けた下腹部からは内臓が垂れ下がり、口からは 血を吐いて視線は虚ろに宙をさまよっていた。 「トドメだ。死ね。」 「イギィィィィィ!!ヤベデェェェェ!腕がぁぁぁぁぁ!ギャァァァァァァァ・・・・・・・・・」 両腕を引き千切られ、無惨な姿にされたマジピンクの両胸に2本のマジスティックが突き刺されピンク色のスーツが 紅く染まっていった・・・ ベルビレジとの戦いに敗れ、インフェルシアに連行されて、何度も悪夢の中で殺され、犯され、喰われて二人の 魔法使いは、いや、もう魔法も使えなくなり ただの奴隷になってしまったマジピンクとマジブルーは、ただ本当に殺されない為だけに、数々の責めに耐えていた。 ただ自分の命の為だけに・・・ (文章提供…ミョーコス様) |