聖女騎士団クロスナイツ2〜世界観・設定


”神母”メリュジーヌと十二神子、及び”神帝”パルティアと十二神王の
戦い、”神界大戦(レビュルノス)”はT〜X期に分けられる。

T期…メリュジーヌ軍の戦女神ケイロン、パルティア軍の
三鬼神(闘王ファフニル・魔王ウーニー・翼王ゼフル)の力で
一進一退の拮抗状態
U期…ケイロンと三鬼神の直接対決においてケイロン勝利、
三鬼神を撃破。以降メリュジーヌ軍優勢
V期…ケイロン、パルティア軍の呪王アスクラヴィス、不死王
エルムガンドにより虜囚となる。三鬼神も戦線復帰し
以降パルティア軍圧倒的優勢
W期…最大戦力のケイロンを失ったメリュジーヌ軍はパルティア軍に
対抗するため新たな戦力・”最初の人間”ヴァルナと”六神獣”を
創り出す。神々にはない”成長する能力”を持ったヴァルナと”六神獣”
率いる神獣軍の活躍によりアスクラヴィス撃破、ケイロン奪還
X期…ヴァルナによりパルティア撃破、封印。終戦へ


ヴァルナ…絶望的な戦況を打破するためメリュジーヌ軍が生み出した
”最初の人間”。青い髪を持ち真っ赤な瞳をしていたという。
学習能力が高く、戦闘中に異常な速度で能力を向上させるという
爆発的な成長力を持ち、それにより最後は神々の力をも凌駕する
存在となる。これを危惧したメリュジーヌ軍は、戦後彼女に
神の肉体を与えた。そのためヴァルナは永遠の生命を得たが成長力は
失われた。
以降神々は成長力を抑えた新たな人類を創設し、それが現在に至っている。

神獣…通常の獣と異なり、高い知能を持ち魔力を操ることのできる、
”神”の名を与えられた特殊な生物。体躯は総じて巨大である。

六神獣…神獣を束ねる、最強の六体。本来の姿である”獣態”のほか
神の似姿(つまり人間のような姿)たる”神態”をとることができる。

・”竜帝”アルヴィオン(♂)…全ての竜の祖先である巨大な竜の王。
またハイランダーの伝承では、彼らは”最初の人間”ヴァルナとアルヴィオンの
子孫であるという。六神獣中最も穏健な性格。

・”鱗皇”エグヴェドラ(♀)…全ての水棲生物を統べる海の王。巨大な魚の姿である。
あるときは凪の海のように穏やかに、あるときは大津波のように激烈に、刻一刻と
その性質を変える、全く予測不能な性格。

・”妖華”アトゥレイ(♀)…全ての植物を司る花の王。見る者を虜にして堕落させる
蠱惑の華である。神態では勿論、獣態(植物だが)においてもその根を用いて歩行が可能(速度も獣並みに速い)。
性格は傲岸不遜。

・”雷姫”フリューレ(♀)…全ての陸上哺乳類の頂点に立つ、雷獣(雷を操ることの出来る猫のような獣)の王。
六神獣中もっとも歳若く自由気ままな性格。

・”神鳥”ヴェルガ(♂)…全ての鳥を支配する天空の王。六神獣中最も厳粛で攻撃的であり、不義に対し
いかなる事情があろうとも一片の慈悲をも示さない苛烈なる正義の持ち主。

・”蛇王”ドラグマ(♂)…爬虫類や地の底に住まうものたちを治める蛇の王。あらゆる神獣の中で最も巨大であり
人類初期の伝承においては大地を支える蛇とされた。神々にも劣らぬ深い叡智を秘め、思慮深く世界を見つめる。
ただし少々悪戯好きで意地の悪い一面も。



 


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