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「たかが蜘蛛でしょ?所詮は虫じゃない!」
 ダークマターによって変身した蜘蛛の化け物と戦うこととなったジャミルは明らかに油断していた。
 しかし蜘蛛の怖さは単純に見て人と明らかに違うところ「手足の数」であった。
文字通りジャミルは「手数」で一方的に 打ちのめされ、ボロボロにされたのであった。
そしてジャミルは 蜘蛛という生き物の本当の怖さを知ることとなる。
「あぐっ・・ なっ・・!なによコレ!!」
 傷と痛みで満足に動くことのできないジャミルにドロドロネバネバの粘糸が絡み付いてくる。
「だ・・・誰か!助け・・ムグッ・・!!」
 手足の動きは封じら れ、口中に粘糸がへばりつき助けも呼べないジャミルに初めて敵は口を開く。
「たかが蜘蛛。所詮蟲なんでしょう?がんばって抜 け出してみてください。私からみたら
あなたも巣に絡みついた蝶 にみえますがねぇ・・フフフ・・・」
 明らかにジャミルを見下して楽しんでいるが、ジャミルにはそれを見る余裕もなかった。
「ンムゥ・・・ン・・ム・・ぅぅ・・」
 もがく声すら弱くなって いくジャミル。
「・・・まだまだ・・・殺しはしませんよ。もっともっともがく姿を私に見せてください!」
 敵は情け容赦なくネ バネバの粘糸(いや、もう粘液というべきか?)をあびせていく。
ジャミルの目は涙でボロボロだった。いやその力を失った目 さえも粘糸が絡み付いていく。
奇しくも敵を虫と馬鹿にしたジャミルは捕らえられた蝶のようにもがき苦しむのであった・・・
 
(文章提供:14様)



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