頭の中が白くにごっている、体中が痛い……美希の意識がゆっくりと覚醒していく。
ぼんやりとゆがんだ視界のなかに、男が何かをこらえているような表情があった。

(なんだろう……?)

 しかし、次の瞬間、男の顔がゆるみ、下半身に熱い何かが注ぎ込まれる感覚に
現実に一気に引き戻される。

「おおおおおおっ!!」
「え!?あ、熱……っ!?な、なにっ!?」

 腹部に広がる熱い何かが染み渡っていく感覚……、自分の体を見下ろした美希
は恐怖の悲鳴を上げた。
破り捨てられて本来スーツに包まれているはずの下半身が曝け出され、黒々とした
陰毛が茂りを見せている。
そして、その陰毛に絡みつくように密着している別の男の陰毛……。

「い……い…イヤアアアアアアアアアアアアアアアアッ!!」

 一瞬で自分に何が起きたかを察し、絶望の悲鳴をあげるゲキピンク。

「一周半してやっとお目覚めかよ、あんたが気持ちよく眠ってたからこっちも勝手に
気持ちよくさせてもらったぜ」
「いやあああ!!放してっ!!どいてぇぇぇぇぇっ!!」
「ははは、もう既に一回はヤってんだからつれないこと言うなよ」

 開発室の床に体を横たえさせられ、後ろ手に縛られたまま陵辱される美希……。
パニックに陥ったように悲鳴を上げ続けるゲキピンクの口にペニスが差し込まれる。

「オグェェッ!?ゲッ、ふぼぉうううぇっ!!お゙ッ、お゙ッ、おごおおおおっ!!」
「じゃあせっかく起きたんだから他のところも使わせてもらうぜ…」

 美希の顔にまたがり、ペニスを喉の最奥に突きこんだままピストン運動を始める男。
喉奥に突きこまれる度に胃の奥から湧き上がる吐き気に涙がにじみ出、だらだらと
口の間から涎が泡立てられこぼれる。

グッポ、グッポ、ブポォッ、ジュッ、ジュポッジュプ、ジュポジュポジュポジュポッ、
ジュボォ、グボングボッ

「んぼっ、んげっ、じゅばっ、じゅばぁッ!ンブォッ、オ゙ッ、お゙っ、お゙お゙……
んぎゅふぅぅぅぅぅ〜〜ッ!」

 肉の塊を埋め込まれるたびに、縊られたような悲痛な叫びをあげる美希、その
苦しみを嘲笑いながら男たちは腰を振る。

「おぉごぉ……ッ!んごほぉっ!ごぷっ、ごほぅっ……お゙ぅええぇぇっ!!」

 男がペニスを突きこむと、美希の喉筋がその形にボコリと膨らむ。
その度に美希の目は上向き、鼻水が垂れこぼれる鼻腔とわずかな口と肉の間の隙間から
酸素を取り込もうと必死に息を吸うが
同時に凄まじいまでの吐き気が襲い、鼻からはピスピス、口からはぶぽぉと無様な
音を上げた。

(息……いきできない……頭、真っ白になって……だれ、か、たすけ……)

 美希の脳内に白い光が広がっていき、酸欠により思考能力が奪われていく…しかし、
男たちのペニスが口と子宮をさいなむ感覚がその意識を現実に引き戻していく。
やがて、男たちは同時に精液を彼女に流し込んだ。

ビュルッ、ビュクゥッ、ビュルルルッ、ビュクウウウウウウウウッ!!

「んふっ、ぐぉぉぉおッ!?おっ、お、ぉぉう……ぁぁ、あ……あぁあ゙、あ、ぁ、あ……」

 食道に直接流しこまれる精液の味、子宮に注ぎ込まれる精液の熱さ……
二つの口でたっぷりと味わいながら、ピクピクと痙攣してその汚液に溺れる美希。
ズルル…とペニスが引き抜かれると同時に、口から精液の残滓を撒き散らせながら
ゲホゲホとむせ、膣口からはブローバックした白濁液を垂れこぼして
脱力仕切った脚を惨めながに股に開ききり、痙攣する美希。
意識を虚空に飛ばしている彼女の体を無理やり引き起こす男たち。
両脇に2人の男が肩を抱いて、立つことの出来ない美希の体を、腋に寝そべる男の
体の上で連れて行く。
そこで、開発室のサーバに繋いでいた男が声をかける。

「おい、あとデータのダウンロードが15分ほどで終わるからな、そこ気をつけろよ」
「チッ……マジかよ。じゃあ次でラストだな」
「ほら、早く入れさせろよ」

 2人の男の間に挟まれ、ゆらゆらと糸の切れた操り人形のような美希の太ももを
両側から掴むと、ぐいと大きく広げる。
まるで幼児が小便をさせられているような惨めな姿を一児の母がさらしている。
小便の代わりにさんざん中出しされたザーメンが肉色の割れ目から垂れこぼれていた。
だが当の美希は、先ほどのイラマチオにより酸欠と陵辱のショックから未だ立ち
直れていない、男たちはそんなことを全く意に介さず美希の体を寝そべった男の
ペニスに落としこんでいく。

「ははっ、グズグズだぜっ」
「……ぁ、ぁ……」
「仕方ねぇだろ……我慢しな。というよりさっさとイけよ時間ないんだからよ」
「ああ、ガンガンいくからちょっと離れてろ」
「おう」

 美希の体を男のペニスに埋め込んだ両隣の2人が離れた。
すると力の全く入らない美希は男の胸元に倒れこみ、頭をだらしなくまかせる。
寝そべった男は美希の熟した尻肉を掴むと、フンッと気合を入れると大きく腰を
突き出した。
グチュンッ!とぬめった肉音がすると同時に美希の体がバラバラになるかと思う
ほどの快感が走る。
子宮口に熱い肉塊がぶち当たり、美希の雌を目覚めさせようとしていた。

「んほぉっ!!」

 意識を取り戻し、素っ頓狂な声をあげ大きく口を開け、舌を突き出し痙攣する美希。
目を大きく見開き、自分の体に起こった快感に震える。
男はその顔をにやりと笑いながら見つめると、腰を引き…再び深く突き入れた。


グチュンッ!

「はへぇっ!!」

 またも素っ頓狂な悲鳴をあげる美希。
男は、彼女をその声とアヘ顔のままに固定しようと激しいピストン運動を開始した。

 グポッ、ジュポッ、グチュグチュグチュグチュグチュッ、パンッ、パンッ、パンッ、
ジュポジュポジュポジュポジュポッ

「はっ、はっ はひいいいいいいいいいいいいいっ!? ヒィィィィィーーーー
ーーーーーッ!!!くっひゃあああああっ!!!」

 魂切るような悲鳴を上げて、美希は身悶える。
熱く固く太い肉棒が自分の中をまるで削岩機のようにえぐっている、その快感は
意識を失っている間に陵辱され続けた美希の体を沸点に持っていくには十分すぎた。
この地獄から逃げるように体を振り、頭を振りたくる美希の髪から汗が飛び散り、
涙と涎、鼻水がこぼれる。
引き裂かれたスーツから曝け出された素肌も汗にまみれ、雌の匂いとフェロモンを
撒き散らしていた。
やがて熱い奔流が再び自分の体の中に流れ込んでくると共に彼女の意識は飛んだ。
女の地獄を味わいながら、美希はただ娘の無事だけを願っていた……。

「ん?おい、待て。その女、開発主任らしいから、技術解析の助けにもなるだろうから
アジト連れて行くぞ」

 端末を眺めていた男が、「MIKI MASAKI」と記述されたスタッフ録にある
美希の素性を知り、男が中出しすると同時に気を失った美希の体を弄繰り
回す男たちに声をかける。

「ああ?だけど、こいつ協力するかね?」
「くくく…それは大丈夫さ」
「ん?何かあるのか?」
「ああ……くくっ、くくく……」

 その男の眺める先には美希のデータからリンクした「NATSUME MASAKI」と
いう文字が下に書かれた髪を横でくくった一人の少女の姿の画像と、
データをダウンロードしている際に報告のあった
エレベーター付近で別働隊が叩きのめして捕獲したというボロボロのピンクスーツに
包まれた少女の姿が重ねて映し出されている。
哀れな母娘にこれから待ち受ける羞恥と陵辱に染まった地獄を悲しむかのように、
襲撃により損傷を受けたスクラッチ社のビルはガクガクと揺れていた……。





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