とある廃工場に復讐に燃える2人の怪人がいた。
「私たち、親の復讐ナーノ」
「そうネレンコ。2人で協力してカーレンジャーを倒すネレンコ!!」
「まず、手始めにイエローとピンクを料理してやるーノ」

場所は変わってショッピング街
テカテカしたピンクシャツにチェック柄のオレンジのスカートに
黒いパンストをはいた女が両手一杯の荷物を持って店から出てくる。
同時に黒いパンツにオレンジのセーターの上に黒のベストを着た女も出て来て
後ろを付いてくる。その女が前の女に声をかける。
「ちょっと、洋子買い過ぎよ」
前の女が後ろを振り返り答える。
「いいじゃない、だってぇ〜久々の休みなんだもの」
「それはそうだけど・・・月末にお金足りなくて困ってもしらないわよ」
「そ・の・と・きは〜菜摘様お願いします」仏様といわんばかりに手を合わせて
拝む洋子
「えぇ!? また? いつも人を当てにするんだから・・・」
洋子の額を小突く菜摘
そんなことを言いながら歩いていると目の前を数人のワンパーが通り過ぎる
「菜摘、あれワンパーじゃない?」
「えっ? そうよ、間違いなくワンパーよ」
「こんなところで一体・・・」
「洋子、追ってみましょう?」
「えっ!? ちょっと待てよ荷物お店に預けてくるからさ菜摘先に追ってて」
荷物を預けに走って行く洋子。
「もう仕方ないんだから・・・」ワンパーのあと追う菜摘。

5分後洋子が菜摘と合流する。
「様子はどう?」
「全然・・・でも、どこかに向かっているみたいよ」
「どこかにね・・・もう少し追ってみましょう」
しばらくあとを追っていくとワンパー達が高橋食品加工と書かれた廃工場に
入って行く。
「食品加工場ね・・・ボーゾックとは縁遠い感じがするんだけど・・・」
「そうね・・・洋子、入ってみましょう」
「うん」
2人は工場の中に入って行く。中を散策していると大きく開けた場所に出る。
床には機械が置かれていたようなあとが残っている。
「お待ちしてたーノ」
2人は声をするほうを見たするとそこにはボーゾックが立っていた。
「あんたは以前倒したはずのボーゾック」
「この前はよくもピザにして私の足を食べようとしたわね」
「そうですかその節は私の父がお世話になりましたーノ」
「父ですって!?」
「そうなのーノ。私は息子のXX(クスクス)ミラーノなーノ」
「ミラーノですって」
「父の敵であるカーレンジャーを倒すために手始めにお前たち
2人から倒してやるーノ」
「前に倒した敵の息子なんて私たちの敵じゃないわ。洋子、2人で一気に
片付けちゃいましょう」
「そうね、早く片付けて休みの続きを楽しみましょう」
「激走!アクセルチェンジャー!!」2人はまばゆい光に包まれて変身した
「ワンパー諸君、やってしまえーノ」
さすがに雑魚が相手であるためあっという間に全滅させた2人。
「さーどうするの?残るはあんただけよ!!」
「ホントに役にたたないーノ」
「来ないならこっちから行くわよ、はっ!!」
2人は飛び上がりミラーノにダブルパンチをくらわせた。ミラーノは
吹っ飛び壁にぶつかった。
「口ほどにも無いわね」
「やっぱり親が親なら息子も息子ね」
勝ち誇ったようにミラーノを見ている2人。すると、後ろから声がした。

「油断していいネレンカ?」
「えっ!?」後ろ振り返る2人。後ろには顔を隠した黒ずくめが立っていた。
2人にスプレーをふりかける黒ずくめ。すると、突然2人の身体がみるみる
膨らんでいく。
「なんなの?」
「いや・・・苦しい・・・」
苦しみから逃れるために床を這いずり回る2人。
しばらくして、膨らんでいた身体は膨らむのをやめた。2人の身体はピンクと
黄色の風船のようにパンパンに膨れている。ベルトがお腹にめり込み圧迫している
ようで2人は苦しそうである。
「いったい・・・なんだったの・・・」
「菜摘・・・こんなこと・・・できる・・・ボーゾックって・・・
もしかして・・・」
「当たりネレンカ」
「お前も・・・倒した・・・はずよ・・・どうして・・・」
「それは俺の親父だネレンカ。俺はNNネレンカ」
「こいつも私と同じでお前たちに恨みがあるーノ」
「そうネレンカ、親父の敵ネレンカ。今日こそお前たちの命をもらうネレンカ」
「洋子・・・助けを・・・呼びましょう・・・」
アクセルチェンジャーに手を伸ばそうとするが膨れた身体のせいで手が
届かなくなっていた。
「菜摘・・・このままじゃ・・・まずいわ・・・」
「どうにか・・・しないと・・・」
2人のやり取りを見ていたミラーノがあること考え付く。
「このまま倒すのはもったいないーノ」
「何を言ってるネランカ」
「カーレンジャーを倒した記念としてこいつらを料理して食べませんかーノ?」
「食べるネレンカ?」
「えぇ、よく見ると2人ともうまそうな身体つきをしてるーノ。」
ピンクの足を触りながら「父が食べよとしたのも納得なーノ」
ネレンカは2人を見て考え出す。2人の会話を聞いていた2人が驚く。
「私たちを・・・食べる・・・ですって・・・」
「嘘でしょ・・・」驚愕する2人
「いい考えネレンカ。」2人に近づき嫌がる2人を抑えながらマスクを剥がし
現れた素顔をまじまじと見ながらネレンカが言った。
「よく見ると食べ応えありそうな顔してるネレンカ ピンクの子は見てるだけで
涎が止まらないネレンカ イエローの子も捨てがたいネレンカ」
「これで決まりなーノ こいつらを料理するーノ」
「ミラーノ、どう料理するネレンカ?」
「この2人ならフライやピザなんでもいけそうなーノ」
「迷うネレンカ・・・」
「では、向こうで話し合うーノ」
「そうネレンカ」
「ワンパー諸君よ、この者たちを逃げないようにそして痛まないように
捕らえるーノ」
ワンパー達が危険物でも扱うかのように2人を触り、立ち上がらせた。
「やめて・・・離して・・・」
「触らないで・・・」
ネレンカが2人に近づいてきスプレーをかけた。
「うっ・・・」2人は眠ってしまい。頭がだらりと下がった。
「お前たちじゃ逃がしかねないネレンカ。だから、眠らせておくネレンカ」
「大丈夫なーノ こいつらは私の助手のワンパーなーノ 食材の扱いや
料理にに関してはしっかりと訓練を受けさせているーノ」
1人のワンパーがミレーノに耳打ちをした。
「確かに・・・このまま捕らえておくのは食材が痛むーノ ここには
食品を最高状態で保つための保存庫がたしかあるはずなーノ だから、
そこに2人を入れて置くーノ」
わかったと仕草をするとワンパーたちは2人を保存庫に運んでいった。
「お願いするーノ では、私たちも行きましょうなーノ」
ボーゾックの2人は料理法をあぁだこぉだいいながら工場を出て行った。
保存庫に着いたボーゾックたちは素早く保存する準備を始めた。
1人は食材が起きて暴れたときに肉に傷がつかないに床にシートを張り、
他の者は保存庫の温度設定をコンマ単位まで慎重にし、そしてまた他の者は
イエローとピンクの2人の後ろ手に縛り、口には猿轡を噛ませ起きたときに
舌を噛んで死なないようにした。そうしたのは、死ぬと肉の鮮度が落ちてしまって
肉が硬くなって不味くなるらしい。

そうこうしていると、両手にはビニール手袋を付け、右手に大きなハケ、
左手に謎の液体が入ったバケツを持って背中に床に引いているシートとはまた
違ったシートをさしている。どうやら保存専門のワンパーのようだ。
慣れた手つきで作業を開始した。最初にハケを使い2人のスーツに付いた砂埃などを
取り除きスーツをまっさらな状態にした。
続いて、謎の液体を2人の腕や手、足など隅々にエステティシャンのような手つきで
塗りだした。胸や股間に手が触れると眠っているのだが「うっ・・・あぁん
・・・」と感じているらしく声がもれた。
液体が塗り終わった2人のスーツは色が鮮やかになっていた。
最後に、ワンパーは慣れた手つきで2人をそれぞれシートで包み保存庫の床に
寝かしていった。寝かされている2人は本当の食材のようである。そして、保存庫の
扉は閉められ扉の温度表には5.35℃と表示され稼動し始めた。

しばらくして、天井から垂れた雫が顔にあたりその冷たさでピンクが目を覚ました。
自分の置かれている状態に目を丸くした。この状態を逃れようとするが後ろでに
縛られている上シートで包まれているのでびくともせずただもがくだけに
なってしまった。
ピンクがもがいているとイエローも目を覚ました。
辺りを見回し必死にもがくピンクを見つけ声を掛けようとするが
「うん・・・うん・・・うう〜ん・・・」
猿轡のせいでただのあえぎ声にしかならない。声に気付きイエローの方を見るピンク。
そして、声にならない声で話しかける
「うん・・・うう〜ん・・・うん・・・」(ここは一体何処なの?)
イエローが声にならない声とアイコンタクトで答える。2人だからできることだろう。
「うう〜ん・・・うん・・・うう〜ん・・・」(ここは冷蔵庫の中みたい)
「うん!?・・・うん?・・・うう〜ん・・・」(冷蔵庫の中!? 嘘でしょ? 
ホントに食材としかみてないのね)
「うん・・・うう〜んうんうん・・・」(そうみたいね・・・しかもまたこんな身体に
なっちゃたわね)
「うう〜ん・・・うん・・・うん・・・」(こんな身体に二度となりたく
なったのに・・・)
「うん・・・うん・・・うう〜ん・・・うん・・・」(私だってなりたくなっかたわよ)
「うん・・・うう〜ん・・・うん・・・うう〜ん・・・」(菜摘はまだいいじゃない・・・
これじゃ私ホントの豚じゃない)
「うう〜ん・・・うん・・・うう〜ん・・・うん・・・」(そう落ち込まないの、
早く脱出して元の身体に戻りましょ)
「うん・・・うう〜ん・・・うん・・・」(そうね、しかもあいつらに食べられる
なんてごめんだわ)
「うう〜ん・・・うん・・・うう〜ん!!・・・」(私だってこのまま終わるなんて嫌よ!!)
2人は協力して保存庫から出ようと拘束をとこうとするが外れる気配はなく
ただ時間だけが無常にも過ぎていくだけだった。

どれぐらい時間が経ったがわからないが保存庫の扉が開き、ミラーノとネレンカが
入ってきた。
「お目覚めはいかがなーノ?」
ピンクは噛み付きそうな気配でミラーノを睨んだ。
「おぉ〜恐いーノ でも、そんなことできるのも今のうちなーノ」
「お前たちの料理法が決まったネレンカ」
「そうなーノ お前たちのおいしさを存分に味わうためお前たちをバーベキューにして
食べるーノ」
「そうネレンカ バーベキューにして食べるネレンカ」
その言葉に2人は言葉を失った。
「お前たちこの2人をここから出して準備に取り掛かるーノ」
ワンパーが4・5人入ってきて寝かせっていた2人を立たせ手馴れた手つきで立たせ
巻いていたシートを剥がし保存する前の状態に戻し両脇を抱えられた状態で保存庫から
出された。
保存庫から出された2人の目の前にはには大きなキッチンセットが出来上がっており、
そのキッチンで2人を料理すべくせっせと準備するワンパー達の姿が飛び込んできた。
大きな鍋に大きな冷蔵庫、大きなオーブンなどいろいろな器具が用意されていた。

2人は大きな調理台に運ばれ台の上に寝かされ猿轡を外された。
「さぁーて、調理を始めるーノ」
「ちょっと・・・待って・・・」
「何なーノ?」
「私たち・・・食べても・・・おいしく・・・ないわよ・・・ねぇ?」
イエローを見るピンク。
何かを察したのかイエローが慌てて話す。
「えぇえ・・・そうよ・・・おいしく・・・ないわよ・・・」
「どうしておいしくないーノ?」イエローにに聞くミラーノ
「だって・・・私たち・・・まだ若いし・・・」
「それに・・・こんな・・・変な太り方じゃ・・・おいしく・・・ないわよ・・・」
ピンクとイエローはなんとか騙して元の身体に戻り逃げようと考えていたのだ。
「だから・・・調理する前に・・・私たちの・・・身体を・・・元に・・・戻した
方が・・・引き締まってるから・・・きっと・・・おいしく・・・食べれると・・・
思うの・・・」
「理由はわかったーノ ネレンカ元に戻すーノ」
ネレンカが2人にスプレーをかけた。「やったうまくいった」とホッとしたの束の間
2人の身体が更に膨れだしたのである。
「嘘でしょ・・・ちょっと・・・待って・・・嫌・・・」
「いや・・・ダメ・・・やめて・・・」
その光景を嬉しそうに見ているボーゾックの2人。
そして、2人にとって更に最悪な展開が起こったのだ。なんと膨らみに耐え切れず変身が
解けてしまったのである。それでも膨らみ続け私服が破れそうになる直前に
膨らみは止まった。
洋子のピンクの服はボタンが弾け飛び、中の白いインナーは餅の様に膨れ上がっていた。
菜摘の黒いベストは破れ、オレンジのセーターが洋子と同じように膨れていた。
この状態を理解できない2人にボーゾックの2人が言い放った。
「まだ太り足りてなくおいしくないって言っているように聞こえたネレンカ」
「そうなーノ だから、太らせてあげましたーノ」不適に笑うミラーノ。
「そんな・・・」
「嘘でしょ・・・」落胆する洋子と菜摘に更にミラーノが言った。
「2人ともおいしく食べてあげるからね」
「イヤー!!!!!!!!!!!!!」泣き叫ぶ洋子。高笑いをするボーゾックの2人。

「さっそく、肉の処理を始めるーノ」
そう言いミレーノが調理台のスイッチを押すと2人が寝ている台が触手の海に変わった。
触手が2人の身体にたかりだしありとあらゆる場所を触りだしたのである。
「いや・・・気持ち悪い・・・」顔だけでも逃れようとして左右に振る菜摘。
「触ら・・・ないで・・・」後ろ手に縛られた手で必死に触手を払おうとする洋子。
「この機械はお前たちのに取り寄せた特注品なーノ」
「お前たちの様な特別な肉を食べるのに固いのは嫌ネレンカ」
「そうなーノ だから、この機械を使ってお前たちの身体を柔らかくするーノ」
そう言っていると触手たちは2人の胸を触りだした。
「身体が・・・あつい・・・なんで・・・いや・・・」2人は極度に感じ出したのである。
「うまく効き目が出てるーノ」ニヤリと笑うミラーノ。
実は保存の時に塗られていた謎の液体は媚薬だったのである。
ちょうど効き目が出だしたのである。
「あぁ〜ん・・・止めて・・・」
感じている事を察知したのか触手が2人の秘部に集まりだした。その光景に2人は慌てだす。
「だめよ・・・そこは・・・」
「お願いだから・・・そこだけは・・・」
しかし、触手たちは止まるわけもなく触手のボス格のような極太な触手が2本2人の秘部に
向かってもの凄い勢いで進んで行き突き刺さった。
「うっ・・・」菜摘は媚薬の効果もあって一瞬にしてイってしまったのである。。
一方、洋子は何とか耐えているが意識が朦朧としている。
「あぁ・・・痛い・・・ダメ・・・イっちゃう・・・イっちゃう・・・ダメ・・・」
しばらくして、洋子もイってしまったのである。ボタンを押し調理台を戻すミラーノ。
調理台の2人は服はボロボロになっていた。
洋子は白のインナー破れた部分かからピンクのブラが見え、秘部の部分は黒タイツと
ピンクのパンティーが破れ秘部があらわになっていた。
菜摘も同じく黒のブラがセーターの部分から見え、秘部もあらわになっていた。
「う〜ん、最高の状態になったーノ」2人の身体のの柔らかさを確認しながら言った
「早く食べたいネレンカ」涎を垂らすネレンカ
「次にこいつらを焼くときに塗るソースを作るーノ」
指を鳴らすとワンパーが沢山の調味料を持ってやってきた。
「こいつらにはピリっとした辛口ソースがよく合うーノ」
目にも止まらぬ早業でソースを作っていくミラーノ。ふと動きが止まる。
「隠し味を忘れていたーノ」
そうゆうとワンパーにロデオマシーンのような機械を持ってこさせた。座る部分には
管の付いた突起物が付いていて管の先は容器に繋がっている。
「2人をそれぞれ座らせるーノ」
2人を突起物に秘部を挿すように座らせ後ろ手に固定した。
秘部に異物が入る痛さに2人が目を覚ます。
「何を・・・する気・・・なの?」力ない洋子がミラーノに聞く。
「今からお前たちの秘部から蜜液を集めるーノ」
「なんですって・・・」
「その蜜液こそソースの隠し味になるーノ」
「まさか・・・」朦朧としながらもこの後の状態を予測し絶句する菜摘。
「たくさん集めるーノ やっちゃえーノ」
機械が突起物が秘部を刺激しだし2人はイカされるたびに蜜液を出し、容器にどんどん
溜まっていった。
その行為は何度も繰り返された。30分後、容器は蜜液で一杯になっていた。機械は止められた。
機械の上の2人は死人のようにぐったりとしていた。2人は再び調理台に寝かされた。
そんな2人は見てネレンカがいった。
「なんか痩せた気がするネレンカ」
「そうなーノ 蜜液を絞りすぎたーノ」
「じゃあ、またあれをやるネレンカ?」
「お願いするーノ」
そうミラーノが言うとネレンカは3度目のスプレーを掛けた。
2人は力抜けている為かか細い声で「痛い・・・止めて・・・
破裂しちゃう・・・」と何度も言った。
そして、ついに服は破れ2人は生まれた時の姿になり今まで1番の膨れ具合となった。
「ついにソースが完成したーノ」
「最高にうまいネレンカ」ソースを味見したネレンカ
「それではさっそく、2人をバーベキューにするーノ 焼く準備を始めるーノ 
あれを持ってくるーノ」
ワンパーが長い触手を持って現れた。さっきの触手とは違うようである。
「この触手は肉に刺すことで硬化して串に変わるーノ」
最後の力を振り絞り抵抗するも抑えつけられ2人の秘部に触手を差し込まれた。
触手は2人の身体を這い上がり口から出てきた。そして、硬化し串刺し肉が2つ出来上がった。

「バーベキュー会場にこの2人を運ぶーノ」
ワンパーたちは2人を会場に運んだ。そこには大きなバーベキューグリルが
2つ用意されていた。2人はグリルにセットされ手足は串に固定された。
串刺し肉と化した2人の目には最後を覚悟したのか涙が浮かんでいた。
「それでは始めるーノ」
合図とともに串が回転し始め、グリルに火が灯った。
同時に、ワンパーが丁寧にハケを使って2人にソースを塗り焼き始めた。
ソースが垂れて火の中に落ち香ばしい匂いを発する。
「熱い・・・助けて・・・お願い・・・」と言っているのだが串のせいで
うめき声にしか聞こえない
「あなたたちの悲鳴も最高のソースなーノ」
その言葉に沸き立つ会場。その光景に絶望を感じ2人の目から輝きが消えた。
「焼きあがり次第、パーティー会場に運んでくるーノ そこで
ネレンカと先にカーレンジャー壊滅を
祝っておくーノ」そういって、ミラーノとネレンカはバーベキュー会場を後にした。
しばらくすると、命乞いをしていた2人の声が段々弱くなり最後には聞こえなくなった。
2人の意識はなく、ついに2人は人間から完全な肉へなったのだった。
それでも、無常に焼かれ続けるのであった。
1時間後、ミラーノとネレンカが待つパーティー会場に銀の蓋が被された大きな皿が
運び込まれた。
「待ってたーノ では、さっそく拝見するーノ」蓋を取るミラーノ。
現れたは、見事なまでに焼きあげられ肉汁を滴らす菜摘と洋子であった。
2人の周りには野菜が盛り付けられており傍らには2人のマスクが置かれていた。
「すばらしーノ いい香りがするーノ」
「おいしそうネレンカ 冷めないうちに早く食べるネレンカ」
「そうなーノ」
そういうと、ミラーノは洋子の左足をネレンカは菜摘の腹を切り取り食べだした。
「この足とてもジューシーで口の中で肉汁が溢れるーノ」
「こいつの腹もなかなかいけるネレンカ ソースも肉汁と合わさって凄くおいしい
ネレンカ」
「口に合って良かったなーノ」
こんな会話をしながらボーゾックの2人は次々と肉を平らげていった。
数時間後、ボーゾックの2人のお腹はパンパンに膨れ上がっていた。2人は膨れた
お腹をさすりながら言った。
「いや、最高だったネレンカ もう一度食べれないのが残念ネレンカ」
「そうなーノ とても満足だったなーノ ゲフッ」
そんな2人の前の皿には菜摘と洋子の姿は綺麗サッパリなくただ誰にも被られることのない
黄色とピンクのマスクがあるだけだった・・・



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