「今日も始まりました。CCクッカーのお手軽クッキング。今週の食材はこれクック」
布がかけられた大きなワゴンが運ばれてくる。布を取るCCクッカー。
「イエローレーサーとピンクレーサークック。」檻に後ろ手に縛られて入れられていた。
「ここから出しなさいよ!!」
「あんたなんかすぐに倒してやるから覚えておきなさい!!」
「活きのいい食材クック。今回からこの2人を使った料理をご紹介しますクック」
「私たちを料理ですって!?」その言葉に驚く2人をよそに話を進めるクッカー。
「この度ボーゾックは回復光線を完成しました。この光線を料理したあとの2人に当てると
 失われた体力などが料理前に戻り、また活きのいい状態で料理出来るクック。
 だから、同じ食材で何回も違う料理をご紹介できるクック。でも、何度も料理されるんですから
  2人にしてみれば生き地獄クック。この2人ですがこれから料理を次々と紹介していき
 最終的に評判の良かった料理にして視聴者の方にプレゼントしますクック、お楽しみにクック」
「ほどけそう?」
「ううん、ダメ無理そう」2人は必死に縄をほどこうとしていた。
「今日の料理は入門編でシンプルに素材を楽しむカーレンサラダをご紹介するクック」
クッカーは淡々と料理に取り掛かる準備に入った。
「最初は食材の2人の調理から開始するクック」
両脇を抱えられて2人は檻から出された。
「大きな鍋にたっぷりの水をいれ沸騰させるクック。水が沸騰したら2人を入れるクック」
後ろでにくくられたまま鍋の中に投げ込まれる2人。
「イヤ!!!!!!!!!!熱い!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
「出して!!出して!!イヤ!!!!!!!!!!!!!!」鍋の中で暴れる2人。
「入れると暴れたりしますが活きのいい証拠クック。飛び出すかも知れないのでこのように
 蓋を閉めて上に重石を載せましょうクック。大体30分ぐらい中火で煮るクック」
中で暴れているのか鍋が微妙に動いて、2人の叫び声が小さいながら外に漏れている。
「では、茹でてる間野菜の準備をするクック」平然と料理を進めるクッカー。
「切った野菜は直前まで氷水に浸けておくクック」
30分後、声も聞こえず鍋もすっかり大人しくなっていた。
「鍋の中の2人を見てみるクック」蓋を開けるクッカー。中にはグッタリした2人が居た。
スーツを着ている為死んではいなく、のぼせて気を失っているようだ。
クッカーは箸で2人の胸や足などを突いて茹で具合を確認した。
「プリプリ感が増していれば茹で具合はOKクック。鍋から取り出すクック」
大きな網を使って取り出される2人。2人の身体からは湯気が上がっていた。
「さぁ、盛り付けるクック」
大きな皿に準備しておいた野菜を敷き、その上に2人を載せ縄を解いた。
2人はまだ気を失っており湯気を上げ続けている。
「仕上げにこのドレッシングをかけるクック。作り方は今出てる材料を併せるだけクック」
クッカーは白くてネバネバしたドレッシングをたっぷりと2人の身体にかけていった。
「さあ、完成クック。2人は冷めるとおいしくないので熱いうちによくドレッシングを
 よく絡めて食べるクック 切らずに1口で食べるのがおすすめクック」
「次回は洋風な感じの料理をご紹介しますクック」




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