Dr.ケンプの1000点頭脳を入手し、遂に12個の1000点頭脳を入手した大教授ビアス。 ヅノーベースに潜入していたブルードルフィンの活躍で、一度は老人の姿に戻ってしまうものの、 12個の1000点頭脳の力で若返り、少年王ビアスとして復活した! 「ビアスが、少年に!?」 目の前の光景に驚きを隠せないブルードルフィン。彼女を前にし、少年王ビアスは高らかに宣言した。 「僕は必ず地球を支配してみせる!!」 「そんな事…させない!」 咄嗟にライブラスターを抜き、ビアスへと向けるブルードルフィン。 「すぐにギガブレインウェーブを止めなさい。止めないと…撃つわ!」 「お前に僕が撃てるのか? ブルードルフィン」 「それが人類の…地球の為ならば!」 「なら撃つが良い。僕を撃ち殺し、ギガブレインウェーブを止めるが良い」 暫しの沈黙、そして― 「…くっ」 ブルードルフィンは、静かにライブラスターを下ろした。今のビアスは少年、どんな悪であろうとも 子どもを撃つ事は、ブルードルフィンには出来なかった。 「残念だったな。僕を倒せる唯一のチャンスをお前は…失った」 ビアスは笑みを浮かべながらそう言うと、静かに右腕をブルードルフィンへと向けた。次の瞬間― 「きゃぁぁぁっ!」 悲鳴と共に壁へと叩きつけられるブルードルフィン。強力な念力による攻撃だ。 「12個の1000点頭脳の力を持ってすれば、この程度の芸当は容易い」 面白そうにビアスが腕を振る度に、ブルードルフィンの体はヅノーベースの壁や天井に 叩きつけられていく。。 「あぁっ!」 「ぐはっ!」 「きゃぁっ!」 その度に、ヅノーベース中に響くブルードルフィンの悲鳴。 暫くして、ブルードルフィンはとうとう意識を失い、ビアスの前で力なく倒れた。 「ふふっ…この程度で終わりはしない。お前たちライブマンに与えられた屈辱…時間をかけてじっくりと 晴らしてやろう」 ブルードルフィンのマスクを足で踏みつけながら、ビアスは新たな責めを思案していた。 “ブルードルフィン…殺してやる” “ライブマンへの恨み…貴様で晴らしてやる” “犯して殺して、その死体をもう一度犯してやる…” 暗黒の中でたくさんの頭脳獣がブルードルフィンを襲う。逃げようにも先程のダメージのせいか 一歩も動けない。 「いや…いやぁ…やめてぇぇぇっ!」 自らの悲鳴で意識を取り戻すブルードルフィン。さっきまでの光景は悪夢だったのだ。ホッと胸を なでおろすが、状況が絶望的である事に変わりはなかった。 「悪夢を見ていたようだな。だがそれもすぐに現実となる」 ビアスの言葉と共に12個の1000点頭脳が輝きを放つ。すると― “ブルードルフィン…” “殺してやる…犯してやる” “我らの恨み…” “とくと味わうがいい…” バラバラヅノー、ヒヒヅノー、サメヅノー、バトルヅノー。今までライブマンが倒してきた頭脳獣が 出現した。 「こ、これは…」 「12個の1000点頭脳の力で生み出した亡霊頭脳獣達だ。さあ、頭脳獣達よ、恨みを晴らすが良い!」 ビアスの声と共に、亡霊頭脳獣達は一斉にブルードルフィンへ襲いかかった。ビアスの攻撃で ダメージを負っていたブルードルフィンは― 「あぁっ!」 「ぐはっ!」 「きゃぁっ!」 ただ悲鳴を上げるしかなかった。 「いい鳴き声だブルードルフィン。この場にはいない頭脳獣達も喜んでいるだろう」 その光景に満面の笑みを浮かべるビアス。その直後― ヒヒヅノーがブルードルフィンの首を掴み、締め上げ始めた。 「…グ、グファ…ガハッ……アァ…ア……」 マスクの中で涙を流し、口からは血を吐きながら、めぐみは意識を失った。 「フフフ…意識を失ったから終わりではないぞ。まだまだこれからだ」 動かなくなったブルードルフィンを見下ろし、ビアスはそう呟いた。 無数の頭脳獣がブルードルフィンに襲いかかる。 「きゃぁぁぁっ!」 “そうだ、もっと苦しめ! 我らの恨みはこんな物ではない…苦しめ! 苦しめぇ!!” 悲鳴を上げるブルードルフィンに、頭脳獣の呪詛の叫びが重なり、攻撃は更に激しさを増していく。 ボギ! グギ! 「あぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!」 頭脳獣の力任せの攻撃によって、無残にもへし折られていくブルードルフィンの手足。そして― 「きゃぁぁぁぁぁぁぁっ!!」 ブルードルフィンの体は、頭脳獣達の手でバラバラに引き裂かれた。だが、すぐに 元の姿に戻り頭脳獣の復讐が再開される。 「いやぁっ! もうやめて、許してぇ!」 殺されては蘇り、蘇っては殺されるブルードルフィン。今の彼女にはただ泣き叫ぶしかなかった。 「精神を痛めつけられる気分はどうかな? ブルードルフィン」 そう呟きながらケーキを頬張るビアス。目の前のスクリーンには、いたぶられる ブルードルフィンの姿が映し出されている。 そう、あの惨劇はブルードルフィンの精神世界で行われていた物だったのだ。 「精神の世界では、何度死のうと復活できる…何度でもね」 子どもらしからぬ冷酷な笑みを浮かべ、床に横たわるブルードルフィンを見つめるビアス。 「ひぃ…いやぁ……もう許してぇ!」 その間もスクリーンは惨劇を映し出していた。 数時間後。 亡霊頭脳獣は満足したのか、次々と消えていき、最後には1体もいなくなった。 「お、終わったの?」 恐怖に怯える声で、周囲を見回すブルードルフィン。だが、恐怖はまだ終わっていなかった。 亡霊頭脳獣の代わりに現れたのは無数のジンマー兵が現れたのだ。 「ひぃっ!」 悲鳴を上げるブルードルフィンに群がるジンマー兵。彼らの持つ武器がマスクを、ライブスーツを 破壊していく。 「いやぁ! お願い、許してぇ!」 そして素顔を、肌を晒しためぐみの穴という穴に、ジンマーの股間から生えた金属塊が ねじ込まれていく。 「いやぁ…いやぁ……」 涙を流し、弱々しい拒絶の言葉を搾り出すめぐみ。感情を持たないジンマー兵は、内臓を 突き破るほどのピストン運動でそれに答えた。 やがて、ジンマーの体が細かく震え、粘液を放った。すぐさま別のジンマーと交代し、 陵辱が再開される。 順番がまだ先のジンマーは、めぐみの裸体へ粘液を放ち、彼女を汚していく。 パチン! そんな音が響き、周囲の光景が切り替わっていく。 「頭脳獣やジンマーの責めはどうだった? ブルードルフィン」 ビアスの声が響き、ここが現実の世界である事を認識するブルードルフィン。 「あ…あぁ……」 恐怖に震えながら後ろ手であとずさるブルードルフィン。その直後― バババババババババッ! 強力な電流が彼女を襲った。ライブスーツが火を吹き、マスクが吹き飛んだ。完全に 動けなくなるブルードルフィン。 「フフフ…もはや逃げ場はないぞ、ブルードルフィン」 そう言いながらビアスはめぐみへ近づき、彼女の胸元へ手をかけると― ビリビリビリッ! 少年の体からは想像も出来ない力で、ボロボロのライブスーツを引き裂いた。めぐみの乳房が露になる。 「あぁっ!」 悲鳴を上げるめぐみ。その間にもビアスはライブスーツを破壊し、めぐみを一糸纏わぬ姿へと変えていく。 そして、生まれた時の姿に戻った彼女を― 「これからは、現実の世界で辱めを受けるがいい」 ヅノーベースから地上へと転送した。 地上で彼女を待っていた者、それはギガブレインウェーブで洗脳された無数の一般市民だった。 “さあ、私からのプレゼントだ。ブルードルフィンを好きなだけ嬲るがいい” ビアスの声に従い、めぐみへ群がる男達。 仰向けに寝ころがされ、四肢を押さえつけられためぐみ。無理矢理広げられたその脚の間には男が 入り込み、腰を打ち付けている。 すでに幾人もの男達が胎内に注いだのだろう。ペニスが深く進入するたびに、結合部からはゴプゴプと 精液が溢れ返った。 そして、犯されているのはそこだけではない。あるものはめぐみの豊かな胸を、ある者は口を 犯していた。勿論、体中精液まみれである。 「(いっその事…誰か、殺して……ころ、し…て……)」 数百人の男が自分を犯す為に取り囲む異常な状況の中で、めぐみの意識は徐々に薄れていった。 −完− |