「走って! 止まらずに走って!!」  
 ミスアメリカの声が響く中、走り続けるヒロイン達。
 そんな中、背後から感じる異質かつ無数の気配に、つい後ろを振り向いてしまうニンジャホワイト。
「ひっ…」
 全身に寒気が走り、鳥肌が立つ。
 これまでに多くの妖怪達と戦ってきた彼女ですら、嫌悪感を覚えるほどの醜悪な怪物。それが大群を成して
 追いかけてきているのだ。
「この、化け物!」
「近寄るな!」
 スワットモードのデカイエローとシンケンレッド(姫)が、追跡を少しでも食い止めようとディーリボルバーと
 モウギュウバズーカを乱射する。それにより先頭を走る怪物達は不気味な奇声を上げて四散するが、怪物達は怯むことなく、
 四散した仲間を踏み潰してヒロイン達を追い回す。

 今、逃走を続けているのは―

 ミスアメリカ(2代目)、デンジピンク、ピンクファイブ、チェンジマーメイド、イエローフラッシュ、ピンクマスク、
 ブルードルフィン、 ファイブイエロー、ブルースワロー、プテラレンジャー、ホウオウレンジャー、ニンジャホワイト、
 オーイエロー、ピンクレーサー、メガイエロー、 ゴーピンク、タイムピンク、ガオホワイト、ハリケンブルー、デカイエロー、
 マジブルー、ボウケンピンク、ゴーオンシルバー、シンケンレッド(志葉薫)

 以上24人。
 最初は50人近くいたヒロイン達がここまで少なくなった事に、絶望に支配されそうになるミスアメリカ。
 所属する戦隊こそ違うものの、地球の平和を守る為に数々の死線を潜り抜け、時には共闘してきた事もある大切な仲間達だ。
 化け物の波に飲み込まれ、次々と消えていった姿を思いだすと、熱いものがマリアの頬を流れた。


 全ての始まりは謎の発光体だった。
 単独でのパトロール中に発光体と遭遇したマリアは、バトルフィーバー基地へ通信を送る間もなく光に飲み込まれ、次の瞬間には
 『ここ』へ送り込まれていた。
 同じように『ここ』へ送り込まれた各戦隊のヒロイン達と合流し、行動を始めたのがホンの半日前。  
 鬱蒼としたジャングルを抜け、広大な湿地に辿り着いた所で、今自分達を追い回している怪物達の襲撃を受けた。
 応戦するヒロイン達。怪物1体1体の力は、組織の戦闘員と大差無いものだったが、数があまりにも多すぎた。
 ゴセイピンク、ゴセイイエローの2人を皮切りに、ゴーグルピンク、イエローマスク、アバレイエロー、ボウケンイエロー、
 ゲキイエローが次々と怪物の波に飲み込まれ、ヒロイン達は敗走した。
 あてもない逃走を続け、自分達がいるこの建物にたどり着くまでに、モモレンジャー、ハートクイン、ダイナピンク、
 イエローフォー、チェンジフェニックス、ピンクフラッシュ、ピンクターボ、ファイブピンク、ホワイトスワン、オーピンク、
 イエローレーサー、メガピンク、ギンガピンク、デカピンク、マジピンク、ゴーオンイエロー、シンケンイエロー、シンケンピンクが
 脱落した。そして、ようやくたどり着いたこの建物も安全と言うには程遠かった。建物内部にも怪物達は巣くっており、
 ヒロイン達に襲いかかってきたのだ。


 果たしてこの怪物達はなんなのか? 自然に生きる生物でない事は間違いない。だとすれば自分達と敵対する悪の組織が放った物なのか?
 しかし、如何に悪の組織と言えども、全戦隊のヒロインだけをこのような異世界に送り込み、怪物に襲わせる事が出来るのか?
 文字通りの泥沼に陥った思考に、気が滅入るミスアメリカ。だが、十字路に差しかかった所で、その思考を無理やり中断する。
「十字路! どっちへ行けば!?」 
「右は駄目! 怪物が向かってくる!」 
「左からも来た!」
「正面! 走って!!」
 とっさに指示を下しながら、ふと嫌な予感を感じるミスアメリカ。この怪物達が、何かの意思によって操作されているような
 気がしてならないのだ。
 1つの群れが追いかけ、別の群れが道を塞ぐ、そして追い詰めて一網打尽にする。
「まさか……」
 必死に頭を振り、考えすぎだ。そんな事はありえない。と自分の想像を打ち消そうと試みる。しかし、その不安は拭い切れない
 染みのように、マリアの脳裏から離れる事はなかった。
「また十字路! 今度はどっち!?」
「真っ直ぐ! 右も左も怪物だらけよ!!」
 右折も左折も出来ない十字路を抜けようとしたその時―
「あっ!」
 ニンジャホワイトが床の僅かな段差に躓き、転倒した。
 普段ならありえない事だ。だが、一時の休憩も取れない状態での連戦、そして逃走はヒロイン達の体力を予想以上に奪っていたのだ。
「ニンジャホワイト!」
 文字通りの緊急事態に、思わず立ち止まるヒロイン達。その時、誰よりも早く飛び出した者がいた。ゴーオンシルバーだ。

“ミッション6! フルパワー!”

 ロケットダガーのグリップ部分から放たれる強力なジェット噴射で、一気にニンジャホワイトへ接近し―
「皆、お願い!」
 残る力の全てを使って、ニンジャホワイトを仲間達へと投げ渡した!
 その直後、ゴーオンシルバーに殺到する怪物達。銀色の輝きが瞬く間に怪物の波へ飲み込まれていく。
「お前達! よくも!」
「だ、駄目! 今撃ったらゴーオンシルバーにも!」
 シンケンレッド(姫)がモウギュウバズーカを撃とうとするのを、必死に止めるデカイエロー。
 ニンジャホワイトはゴーピンクの肩を借りながら、その光景を呆然と眺めるしか出来なかった。
「あんな化け物の手にかかるくらいなら…いっそ私が!」
 デカイエローの制止を振り切り、モウギュウバズーカを発射するシンケンレッド。
 しかし、放たれたビームは、ゴーオンシルバーを飲み込んだ怪物の波に当たる事はなく、王を守る家臣のようにその身を
 盾にした他の怪物達を粉砕しただけだった。ヒロイン達は逃げるしかなかった。
「…ゴーオンシルバー、私の…私のせいで……」
 ニンジャホワイトは、ゴーピンクに手を引かれながら泣き続けた。

 自分のせいでゴーオンシルバーが犠牲になった。

 その自責の念が彼女を鈍重にし、引っ張られなければ歩くことも出来なかっただろう。


 疲労困憊の体を、いつ追いつかれるかという恐怖心で鞭打ち、走り続けること1時間、ヒロイン達の前に巨大な扉が立ち塞がった。
「行き止まり? こんな時に…」
「待って、この扉……開く! 開くよ!」
 扉に鍵は掛かっておらず、扉は簡単に開いた。すぐさま、中に逃げこもうとするヒロイン達。だが―
『この中に入って…本当に良いの?』
 ふとミスアメリカの脳裏をよぎる嫌な予感。
『怪物達は、私達を追い詰めて一網打尽にしようとしているのではないか?』
 そう思えば思うほど、開いた扉、そしてその奥に広がる漆黒の闇は餌に喰らいつこうと開かれた怪物の口に見え、恐怖心を煽った。
 他のヒロイン達もミスアメリカと同様の予感を感じたのか、土壇場で入るのを躊躇っている。
『それでも…行くしかない』
 そう、行くしかないのだ。殿を務めているシンケンレッド(姫)とデカイエローが、必死に怪物達を食い止めているが、それも長くは
 もたないだろう。ここに留まれば、いつかは怪物達の餌食になる。それは間違いない。彼女達に他の選択肢は無かった。
「中に入るわ! 急いで!!」
 意を決し、指示を下すミスアメリカ。その声と同時に弾かれたように走りだすヒロイン達。
「全員入ったわ! 薫ちゃん!」
 殿を務めるデカイエローが全員が逃げ込んだ事を確認し、扉を閉めると―
「わかった、扉を塞ぐ!」
 同じく殿を務めていたシンケンレッド(姫)が『壁』のモヂカラで扉の前に強固な防壁を作り出す。
「これで、暫くは…」
 そんな呟きと共に周囲を確認しようとするミスアメリカだが、周囲は一面の闇で何も見えない。しかし―
「なにか…いる」
「ええ、何かの気配…それも1つや2つじゃない。すごくたくさんの気配…」
 ブルースワローやホウオウレンジャーの言うとおり、周囲には無数の気配が蠢いていた。そして―
「それだけじゃない…何か凄く臭う…」
 得体の知れない生臭さがあたりに充満していた。その直後、室内の全照明が光を放ち、気配と生臭さの正体を生き残ったヒロイン達に
 見せ付けた。


 彼女達の目にまず映ったのは、ゴーオンシルバーの姿だった。
 あの時、怪物達の波に飲み込まれ脱落した彼女は、怪物達に喰われた訳ではなく、ここに移送された事はすぐに理解出来た。
 だが、無事を喜ぶ気分にはとてもなれなかった。何しろ彼女は得体の知れない触手に全身を犯されていたからだ。


 四肢を触手に絡め取られ、空中でX字の磔となったゴーオンシルバー。その体を包んでいた強化スーツは、全身…特に股間部分と
 両胸部分が無残に破壊され、 素顔を隠していたマスクは丸ごと剥ぎ取られた状態で、触手に蹂躙されていた。
 露になった乳房には、イソギンチャクによく似た触手が吸い付き、口にはペニスを模したような形の触手が乱暴に突っ込まれ、
 可憐だった美羽の顔は涙と涎と、触手の放ったであろう白濁の粘液でベトベトになっている。アナルには無数の瘤がついた触手が深々と侵入し、
 ゆっくりと美羽の肛門を押し広げながら引き抜かれている。当然秘所にも口を犯していた物と同じ、ペニス形の触手が挿入されており、
 その素早く激しい動きで、宙に捕縛されている美羽の身体は力なくユラユラと揺れていた。
「ゴーオンシルバー……美羽…」
 ミスアメリカには、美羽がまるでマリオネットのように見えた。
 周りを見渡せば美羽だけではない。怪物に飲み込まれ、消えていったヒロイン達全員が、マスクを剥がされ、強化スーツを破壊された状態で、
 穴という穴を触手やあの怪物達に犯されていた。
「なんてこと……」
 ミスアメリカの予想は的中していた。彼らには知性があり、自分達をここへ追い込んでいたのだ。
 全身から力が抜け落ち、体がよろめくのを感じた。それは他のヒロイン達も同じらしく、呆然と戦友達の犯される様子を見つめているしかなかった。
 そして―
「アイツら…こっちに…来る……」
 輪姦の輪から漏れた怪物達が、生き残ったヒロイン達に迫り来る。
 更に、部屋の奥からも無数の怪物達がこちらへやって来るのが見えた。
「戦力差は……100対1、いえ…もっとあるわね」
 作戦部隊将校という前歴からか、戦況を冷静に分析し呟いてしまうチェンジマーメイド。
 戦力差は絶望的。逃げ場も無い。だが、捕まればあの輪姦地獄の仲間入りを果たす事になる。
「やるしか…ない」
「そういう事だね…ミスアメリカ、これ使って」
 覚悟を決めたミスアメリカに、オートブラスターを投げ渡すピンクレーサー。
 見れば、ブルースワローがデンジピンクにビークスマッシャーを、プテラレンジャーがガオホワイトにサンダースリンガーをそれぞれ投げ渡している。
「皆…いくわよ!」
 絶望的な状況下での戦いが始まった。


  生き残ったヒロイン達が、怪物達と戦いを繰り広げる3時間ほど前。
 後にヒロイン達の輪姦地獄が繰り広げられるこの部屋へ、最初に運び込まれたヒロインは―
「離して! 離してよ!」
「アンタ達! 離さないとただじゃおかないわよ!」
 ゴセイピンクとゴセイイエローの2人だった。
 2人とも武器を奪われた上に、怪物達に数体がかりで取り押さえられた状態であったが、敗北したとは微塵にも感じておらず、
 噛み付かんばかりの口調で怪物達を威嚇していた。だが、そんな威嚇で怯む怪物達ではない。
「ギャアギャア煩い奴らだ…真っ先に捕まった雑魚のくせに…」
「雑魚だから煩いんだよ、弱い犬ほどよく吠えるって言うじゃねえか」
「違いねえ! 俺達なんかに捕まるくらいだからな!」
 口々に2人を罵る怪物達。それと同時に部屋の奥からヒトデ…正しくはオニヒトデによく似た怪生物がフヨフヨと宙を漂いながら、
 こちらへとやって来た。
「何あれ…」 
「気持ち悪い…」
 見た事もない怪生物を前に、嫌悪感を露にする2人。直後―

 ベチョ!

 2人の胸に怪生物が貼り付いた。怪生物は体から無数に生えた腕を伸ばし、それぞれの獲物にしっかりと絡みつく。
「きゃっ! な、なにするのよ!」
「この、すぐに離れなさいよ!」
 怪生物が胸に張り付き、その気味の悪い感触に震えながらも怒りを露にする2人。だが―
「「いやぁぁぁぁぁっ!!」」
 怒りの声はすぐに悲鳴のような叫びへと変わった。怪生物が2人の体から、ゴセイパワーを吸収し始めたのだ。
「いや! こんなのいやぁ!」
「離れて! 離れてよぉ!」 
 怪物達に取り押さえられた状態ながら必死に体を捩り、怪生物を振り払おうとする2人だが、獲物にしっかりと絡み付いた
 怪生物はビクともしない。  
 
 ジュル…ジュルジュル…ビチャビチャ!

 無数の腕を這わせ、粘液を滴らせながらゴセイパワーを貪り続ける怪生物。やがて―

 ベチョ!

 吸収を終えた怪生物が2人から離れた。それは即ち、2人のゴセイパワーが殆ど尽き果てた事を意味する。
「う、うぅ…」
「こんな奴らに…」  
 殆ど全てのゴセイパワーを奪われ、項垂れる2人。だが、そんな状態の2人を怪物達が黙って見ている訳がない。
 2手に分かれた怪物達は、2人を無理やり立たせて羽交い絞めにすると―
「良い物を見せてやるよ!」
 2人にある物を見せつけた。それは―
「ゴセイブラスターに、私のスカイックショット…」
「私のランディッククローも…アンタ達、それで何するつもりよ…」
 奪われた自分達の武器を見せつけられ、最悪の展開を予感する2人。直後、その予感は現実となった。

 ズバァン!
 ズバァン!
 ズバババァン!

 2人に向けられたゴセイブラスターが火を噴き、放たれたハイパワービームが容赦なく2人を傷つける!
「きゃぁぁぁぁぁっ!」
「うぁぁぁぁぁっ!」
 一片の容赦も無い火線に晒され、悲鳴をあげ続ける2人。ゴセイパワーを失った状態では、強化スーツもただの丈夫な服に過ぎず、
 攻撃を受ける度に破れ、 黒く焼け焦げていく。
 数十発のハイパワービームを浴びせた所で、怪物達は新たな武器を使用した。そう、2人のゴセイウェポンだ。

 ズバババババァンッ!

 スカイックショットから次々と放たれる光弾が、ゴセイピンクの全身を炎で彩り―

 ズバァ! ズバズバズバズバズバァ!

 ランディッククローの一撃が、ゴセイイエローの全身を切り刻む。
 そして、止めと言わんばかりに放たれた攻撃が

 ガシャァン!

 2人のマスクを粉々に粉砕した!
「う、あ…あぁ…」
「ぐ、げほっ…」
 羽交い絞めを解かれた途端、床に崩れ落ちる2人。白目を剥き、口から泡を吹いたその姿からは、ヒロインの面影など微塵も感じられない。
 だが、そんな2人にもまだ利用価値があるのだろう。怪物達が次々と群がり始めた。その股間から生えた極太のペニスは、
 限界まで勃起している。怪物達はゴセイパワーを失い、激しい攻撃に晒されてボロボロになった2人の強化スーツ。その股間部分に手をかけ―

 ビリッ! ビリビリビリビリビリィッ!

 簡単に左右へ引き裂いた。更に2人の下半身を隠す最後の砦…パンティも容易く引き千切ってしまう。
「あ、うぅ…」
「う…うぁ…」
 ゴセイピンクとゴセイイエロー…いやエリとモネが意識を取り戻したのは、そんな時だった。
 ぼやけていた視界がクリアになり、自分達の状況が理解できると
「「い、いやぁぁぁぁぁっ!!」」
 2人は同時に悲鳴を上げた。必死に体を動かそうとするが、2人の体はピクリとも動かない。そして―
「よぉし、ピンクの方は俺が!」
「黄色いのは、俺が貰う!」
 あらかじめ順番を決めていたのだろう。2人を取り囲む多くの怪物達の中から2体が2人に近づき、己のペニスを2人の秘所へ一気に挿入した!
「ひぃっ! 痛い! 痛いぃぃぃぃぃっ!!」 
「かっ、はぁ…抜いて…こんなの…抜いてよぉ!」
 極太のペニスで強引に貫かれた激痛に、悲鳴を上げる2人。怪物はそんな悲鳴を聞きながら力任せのピストン運動を始める。 
「あぐ! ああ! うあぁ…あ、うぁ! あぁぁっ! あうぁ!」 
「ひぐ! ひぎぃ! いぎあ…ひ、ひぐぅ! ひぃぃっ! ひぎぃ!」
 怪物が2人の股間に腰をぶつける度、結合部からは血が零れ、口からは悲鳴が漏れる。だが―
「あぐ! うぁ! あ、あぁん! あん! ああぁん! あん!」
「ひぐ! ひぎ! うぁ、ひぁん! きゃぁん! あぁあん!」
 暫くすると悲鳴の中に甘い声が混ざり始めた。先の暴行による激痛と凄惨なレイプが与える快楽が混じり合い、意識が混濁していくエリとモネ。
 そして―
「あん! ああぁん! あ、あぁん! あん! あん! あん! あん!」 
「ひっ! ひぁっ! ひぃぃっ! ひぁん! きゃぁん! あぁあん!」
 完全に快楽に支配され、嬌声だけをあげ続けるようになった2人の膣内に、怪物は容赦なく己の精液をぶちまけた!!
「あっ! あぁぁっ! あっ…あああぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!」
「ひぃっ! ひぁっ! ひっ…ひいいいぃぃぃぃぃぃぃっ!!」 
 膣内に射精されると同時に絶頂を迎えるエリとモネ。怪物がペニスを引き抜くと同時に、膣内に収まりきれなかった怪物の精液がゴポゴポと
 音を立てて溢れ出す。
 だが、これで終わった訳ではない。新たな怪物がエリとモネに覆い被さり、極太のペニスを挿入していく。
 また、別の怪物は両胸部分の強化スーツを易々と引き裂き、2人の乳房を露にする。
 秘所を、胸を、口を、アナルを…2人のありとあらゆる場所を怪物のペニスが蹂躙し、精液をぶちまけていく。
「……あ、あぁ………ぁ…」
「ぇあ…ぁ…うぁ……ぇ…」
 約2時間後、全身精液塗れとなり、心身ともに消耗しきった2人が最後に見たもの。それは、自分達と同じように怪物に捕まった状態で、この部屋に
 連行される数人のヒロインの姿だった。
『ゴーグルピンク……イエローマスク、アバレイエロー……捕まっちゃったんだ…』
『ボウケンイエロー、ゲキイエロー……皆、私達みたいに……』
 心の声を最後まで紡ぐ事なく、エリとモネは意識を失った。


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