突然、自らの身を襲った大爆発により、強化スーツの胸や背中、二の腕、太股に多数の痛々しい裂傷が深々と 刻まれたセイバーピンクに3幹部が迫る! 「くぅっ!そ、そんな・・・ど、どうして強化スーツが?!」 スカーレットが左腕の手甲から、電磁ナイフを取り出し、崖に激突してめり込んだ為に身動きがとれない セイバーピンクに歩み寄る。 「バカじゃない?あんなデタラメな力を使えば、アンタ達の遅れた技術で作られた強化スーツが耐えられる はずないでしょ?・・・つ・ま・り・自滅って事!!」 ドガッ! 「あぐっ!・・・うぅ・・・」 セイバーピンクのベルトのバックルに、スカーレットの電磁ナイフが突き刺さり、バックルが爆破された! 「あ、ああぁ・・・くっ・・・き、強化スーツのメカが?・・・きゃあああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」 電磁ナイフは帯電しており、その強大な電磁波が、セイバーピンクの強化スーツのメカに干渉して狂わせ、あるいは 破壊していった為に、強化スーツが激しく爆発した! 「さぁて、この小娘を・・・どうしてくれようか・・・?」 獲物を狙う蛇の如く、残忍な表情で獲物であるセイバーピンクを品定めするスカーレット。 思えば、以前の2度の戦いでは、圧倒的に有利・・・というより勝負にならなかった、か弱い小娘が今回は、自分に少なからず 恐怖を与えた事実がスカーレットのプライドと加虐心に火を点けた! ガシッ! 「きゃあ?!」 スカーレットは、セイバーピンクの右乳房を鋭い爪を立てて、鷲掴みにする! 「・・・決めたわ、この小生意気な小娘の強化スーツに破壊の限りを尽くして、完全に解体してから、徹底的に犯し抜いてやるわ!」 ミチミチミチッ!! 「うぅ・・・ああぁ!・・・ああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」 そう言いながら、スカーレットは鷲掴みにした、セイバーピンクの破壊された右乳房の強化スーツの内部メカを引き千切り始めた! ブチブチブチッ! 「ああぁ!・・・ああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」 内部メカ同士を繋ぐコードやケーブルがスカーレットの力に屈し、切れ始める! 切れたコード類は、切断箇所から大量の火花を噴出させる! ブチィッ! 「きゃあああぁ!!!」 遂に、胸の内部メカが完全に引き千切られた! ドガッ!ドガッ!バッシィッ!バチバチバチ・・・バシバシッ!ドガァァァァンッ!!!!! 「あぁ!あぁん!きゃあ!・・・きゃあああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!」 今まで、かろうじて繋がっていた内部メカが、いきなり無くなった事で、セイバーピンクの強化スーツが爆発しだし、一瞬の 放電の後に、内部メカを抉り取られた右胸が大爆発した! 「う、うぅ・・・あ、ああぁ!」 セイバーピンクの右乳房を被っていた強化スーツは、爆発で完全に吹き飛び、その下のパールホワイトの強化スーツまでもが 焼け焦げていた。 破れ目からは、時折、バシィッ!と火花が爆ぜ、ブシィッと火花が噴き出し、黒煙を上げて燃え出していた。 「やっぱり、アンタの悲鳴は、最高ねぇ・・・フフフ・・・虐め甲斐あるわぁ・・・」 セイバーピンクの悲鳴を聞き、恍惚とした表情を浮かべるスカーレット。 「うぅ・・・身体さえ・・・動けば・・・きゃあああぁ!!!あ、ああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」 バリバリバリバリィッ!! ドガァッ!ズバァン!ボンッ!ボンッ!ドガァァァァンッ!! プラエドが放った稲妻状の破壊光線が身動きとれないセイバーピンクを蹂躙し、強化スーツが断続して爆発し、砕け散る! 「う、ああぁ・・・」 ドドドドドドドドドッ!! ドッゴォォォォォンッ! 「ああああああああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」 ラガルトの猛烈なタックルが、華奢なセイバーピンクに炸裂する! そのまま、崖崩れが起きて、セイバーピンクは生き埋めになってしまった! 「ちょっと、ラガルト!あの小娘、死んでないでしょうね?」 セイバーピンクを嬲り殺しにしようと、楽しみにしていたスカーレットが不満を露にする。 土煙が晴れると、セイバーピンクがめり込んでいた場所には、大穴が開いており、崩れて山積みになった岩塊から、 セイバーピンクの腕が、助けを求めるかの如く出ていた。 「・・・死んではいない・・・な。」 プラエドがセイバーピンクの腕を掴むと、そのまま、自身の右手でセイバーピンクを引き抜いた。 意識を失い、ぐったりしたセイバーピンク。 全身に深々と刻まれた痛々しい傷の数々が、スカーレットの加虐心を刺激する! 「良かったわぁ・・・まだ、生きてて・・・」 サディスティックな表情が、スカーレットのセリフが、言葉通りの意味でない事を如実に物語っていた。 「アタシが飽きるまで・・・しっかり生きててもらわないと・・・ねぇ?」 舐める様にセイバーピンクを眺めるスカーレット。 セイバーピンクが抵抗できないと、たかをくくったスカーレットが無防備にセイバーピンクに近付くと・・・ バキィッ! セイバーピンクの蹴りが、スカーレットのGカップの爆乳を蹴り飛ばし、その衝撃が、スカーレットの左顔の仮面を真っ二つに割る! 「ハァッ!」 ドカッ! 「ぐぉっ?!」 さらに、不意を突かれ戸惑うプラエドに、バックキックを喰らわせて拘束から逃れ、落としたティンクルソードを拾って構える セイバーピンク! しかし、度重なるダメージが普段なら、羽根の如く軽いティンクルソードを巨大な鉛の塊の様な重量に感じさせていた。 「チッ・・・本当に諦めが悪いな・・・大人しくしていれば、楽に死ねるものを・・・」 「ハァ、ハァ、あ、諦めない・・・絶対、絶対に赦さない・・・か、必ず・・・殺して・・・やる!・・・うぅぁぁぁぁぁぁぁぁ ぁぁぁぁぁぁ!!!!!」 怒りと憎悪に任せて、突撃するセイバーピンク! スカーレットに、ティンクルソードの斬撃が迫る! 「ハァッ!!!」 「・・・小娘が!」 ガギィッ!・・・ギギィッ・・・ビキッ!・・・バッキャァァァァァン!! スカーレットは、ティンクルソードと簡単に掴み取ると、そのまま力を込める! 刀身が軋み、全体に罅が入ると、ティンクルソードは、呆気なく砕け散った! 「そ、そんな?!ティンクルソードが・・・」 刀身が粉砕され、柄のみとなった愛剣に驚愕するセイバーピンク! 「・・・小娘・・・嬲り殺しだ!楽に死ねると思うなぁァァァァ!!」 スカーレットの爪が伸びて、破壊光線のエネルギーを纏い紅黒く不気味に光る! さらに、歯が伸び、牙の如く変化し、瞳もヒトのソレではなくなっていった。 ゴキゴキッ!と、全身の骨格が軋み、脚が逆関節に変化し、猫背になる。 スカーレットの姿が獰猛な猫科の肉食獣の如く変化した! 「い、一体・・・何が・・・?!」 変わり果てたスカーレットの姿に、怯えるセイバーピンク。 「ふぅぅ・・・アタシらを・・・殺すぅ?・・・笑わせんなぁ!小娘がぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」 「な!?」 セイバーピンクの視界から、スカーレットが消える! ガブゥッ!! 「きゃあああぁ?!!」 一瞬にして、セイバーピンクの背中に回り、鋭い牙でセイバーピンクの左肩に噛み付くスカーレット! ギリギリギリィッ! 「うぅ!・・・ああぁ!!」 バチバチバチバチィッ! ブチブチブチッ!ブチィッ!! 「ああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!」 左肩に噛み付いたスカーレットは、そのままピンクの強化スーツを喰い千切る! バシィッ!バチィッ!ズバァァァァァン!! 「きゃあああああああああああああああ!!!!!」 力づくで喰い千切られた強化スーツが火花を散らして、大爆発を起こす! セイバーピンクの胸回りの強化スーツが爆砕し、その下のパールホワイトの強化スーツも黒焦げになってしまう! 「う、ああぁ・・・」 倒れ込むセイバーピンク。 しかし、スカーレットは、それすら許さない! ザシュッ!ズブシュッ! 「きゃあ?!きゃあああぁ!!」 セイバーピンクの背中をX字に切り裂き、さらに右腕、胸、腹、左脚、後のスカート、右脚、左腕と全身を切り刻む! ズバァンッ!ズバァンッ!ズバァンッ!ズバァンッ! 「きゃあ!ああぁ!あぁん!あぁん!」 セイバーピンクの全身の強化スーツの爆発が止まらなくなった! 強化スーツの生地の8割以上が、切り裂かれるか、爆発で吹き飛び、セイバーピンクの全身がメカの塊のようになっていた。 「あ、ああぁ・・・」 意識を失いかけるセイバーピンク! しかし、その時、親友であった恭子の無残な死に様が脳裏に浮かんだ! その時の怒りが、セイバーピンクを支える! 「うぅああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」 獣の如く吼えながら、ブラスターソードを振るうセイバーピンク! しかし・・・ ガギィッ! ギリィッ・・・バキィッィィィィ・・・ ブラスターソードは、スカーレットに噛み止められ、そのまま噛み砕かれてしまった! 「そんな・・・」 ズブシュッ!ズバッ!バシュッ!バシュッ!ドバッ!バシュッ!バシィッ!ズバブシュゥゥゥゥゥゥッ! 「きゃあああぁ!!あぁ!あぁん!あん!ああぁン!きゃあ!ああぁ!きゃあああああああああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁ ぁぁぁぁぁぁ!!!!!」 スカーレットの爪がセイバーピンクを、メチャクチャに切り刻む!目にも止まらぬ連続攻撃の前に、一方的に切り裂かれる セイバーピンク! 最後の止めとばかりに、スカーレットは、口から、超圧縮高収束旋孔破壊光線を放つ! 「きゃあああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!」 ドッガァァァァァァァンッ! 超圧縮高収束旋孔破壊光線がセイバーピンクに直撃し、大爆発を起こす! 一瞬後に、セイバーピンクのマスクが落ちてきて、落下の衝撃に耐えられずに着地と同時に砕けた。 立ち込める爆煙と共に、セイバーピンクの、焼け焦げたピンクとパールホワイトとシルバーの強化スーツの生地が舞い落ちる。 爆煙が風で払われると、そこには、泥と煤にまみれた全裸の玲奈が横たわっていた。 「・・・今度こそ死んだか?」 3幹部が様子を窺っていると、玲奈の指が動いた。 「呆れたしぶとさだな・・・スカーレット、まだやるのか?」 「当たり前でしょ!そろそろ、犯し抜いてやるわ!!」 警戒しながら、ゆっくり玲奈に近付くスカーレット。 「うぅ・・・くっ・・・ああぁ・・・」 「手こずらせてくれる・・・今度は、女に生まれた事を後悔するんだねぇ!」 バキィッ! 「ああぁ!」 玲奈の額を蹴りあげて、仰向けに玲奈の体勢を変えるスカーレット。 玲奈の額から血が流れる。 「・・・くっ・・・まだ・・・まだ・・・私は!!」 バキィッ! 屈んだスカーレットを、再び蹴り飛ばす玲奈! しかし、今度は生身での蹴り。 当然、スカーレットには通じず・・・ 「・・・まだ足掻くの?・・・決めたわ・・・肉奴隷にしようかと思ったけど、ここで壊してあげる!」 スカーレットは、鞭の柄を自身の股間にあてがうと、何やら呟く。 次の瞬間には、鞭が雄々しく屹立する男性器に変化した! 「今度こそ、終わりよ小娘!」 「力・・・力が・・・欲しい!・・・どんな代償を払ってもいい!・・・力が欲しい!!・・・お願い!!・・・応えてぇ !!!!!」 レイプ寸前の玲奈の必死の叫びに、左手首のブレスレットが、眩い桜色の輝きで応える! 「な!?まだ、こんな力が?!!」 「・・・ありがとう。・・・セイバーピンク!!」 桜色の光が、玲奈の身を包み込み、次の瞬間には、真新しいピンクとパールホワイトの強化スーツを纏った少女戦士が 毅然とした様子で凜と立っていた。 果たして逆転なるか? |